Chromebookとは、Chrome OSが搭載されているパソコンの事を言います。
では、そのChrome OSとはどのようなものなのでしょうか。
OS（Operating System:オペレーティングシステム）とは
Chrome OSの前にそもそも、OSとはなんなのか。
OSとはオペレーティングシステム（Operating System）の事です。
要はパソコンのオペレーション（操作）をするために必要なシステムソフトウェアの事です。
パソコンに電源を投入するとまずこのOSが起動して、その後の操作を支援してくれます。
パソコンはこのOSがないとどうしようもないわけです。
OSの種類
実はOSにもいろんな種類があります。
- Windows OS（Microsoft）
- Mac OS（Apple）
- Linux OS（いろいろ）
などです。
Linuxは開発者向けなので、あまりなじみがないかもしれませんが、WindowsやMacであれば聞いたことはあるでしょう。
スマホにもOSがある
実はスマホもパソコンと同じようにOSがあります。
- iPhoneであれば「i OS（アイオーエス）」Apple
- Androidであれば「Android OS（アンドロイドオーエス）」Google
- Windows Phoneであれば「Windows Mobile OS」Microsoft
です。
あまり、パソコン、スマホを操作していても意識をしたことはないかもしれませんが、OSというのは、パソコン、スマホを操作するための重要な基幹システムなのです。
OSには違いがある
そして、OSにはそれぞれ特徴があります。
WindowsにはWindows、MacにはMac、そして、Chrome OSにはChrome OSの、という風にです。
また、写真編集や表計算などのソフトウェアは、各OSの専用になっているので、異なるOS上では動作しません。
そのため、Chromebookを購入しても、今までWindowsで使っていたソフトウェアは使うことができないので、注意が必要です。
ただし、最近のソフトウェアはブラウザ上で動作するものが増えてきています。
その場合は、OSに依存せずインターネットにつながれば使えるサービスもあります。
Chrome OSの特徴
Chrome OSの特徴ですが、
- GoogleのOSである
- ライセンスが無償（Chrome OSのみでの入手はできないが）
- OSというよりもブラウザに近い
- 基本的にデータはクラウド保存
- インターネットに接続されていることが基本
- 動作が軽快
- セキュリティがしっかりしている
- 自動的にアップデートされる
などとなります。
以前はOSと言えば、MicrosoftのWindowsの独壇場に近い状態でした。
Mac OS、Linuxもありますが、それでもやはり一部の人が使っている、という状況でした。
それが、Chromebookの誕生、そして、日本の場合だとGIGAスクール構想によりChromebook（Chrome OS）が爆発的に普及しています。
また、インターネット接続が当たり前の世の中になってきていることが、Chromebookをさらに後押ししている状況です。
もっと、ChromeOSの事を知りたい、という方は以下のGoogle社の解説をご覧いただくのが良いかと思います。
Windowsの人はChromebookは使えない？
それでは、今までWindowsを使っていた人は、Chromebookは使えないのか？というと全然そんなことはありません。
Chrome OSはブラウザ（インターネットを見るためのソフトウェア）であるChromeをOSにしたようなものなので、ブラウザを使えていれば自然に使うことができます。
普段からブラウザとしてChromeを使っているのであれば、ほとんど戸惑うことなく使うことができます。
コメント