Chromebookを購入する際に検討したいのが、2in1タイプのChromebookです。
2in1とは、ノートブック型にもなるし、タブレット型にもなるタイプのパソコンを言います。
- キーボードで入力する際は、ノートブックPCのように
- 動画観賞や複数人で資料を見る際はタブレットに
と使い方の幅が拡がります。
2in1でもいろんな機種が出ていて選ぶのが結構大変。
ということで、ここではおすすめの2in1タイプのChromebookをご紹介します。
2in1タイプとは?
2 in 1 タイプとは、ノートパソコンにもタブレットにも変形できる1台2役の製品のことを指した名称です。
タイピングするときはノートブック、手で持って使う場合はタブレットにしたりと、用途によって形状を変えることができます。
また、スタイラスペンにも対応しているので、イラストを描いたり、手書きでメモをとったりすることもできます。
Chromebookの場合の変形方法は主にコンバーチブル型とセパレート型の2種類があります。
それぞれのタイプについて説明します。
コンバーチブル型
コンバーチブル型は、キーボードと液晶部分は分離せずに、キーボードの裏側に画面を回り込ませることでタブレットにもなるタイプです。
回転を途中で止めることでテントモードや、スタンドモードと呼ばれるようなスタイルに変形することも可能です。
テントモードは、狭い場所に設置でき、またタッチしても画面が揺れにくいため、タッチ操作をするときに向いている形状、スタンドモードは、画面が手前に来るため、動画などを視聴するときに向いている形状です。
セパレート型
セパレート型はキーボード部分と液晶部分が分離する2in1PCで、デタッチャブル型と呼ばれることもあります。
レバーのスライドなどで、液晶とキーボードを分離し、戻す際は液晶をキーボードに差し込むだけで一体型に戻すことができます。
セパレート型はキーボードが分離でき軽く、薄くなるので、タブレットとして使いやすいというのが大きな特徴です。
それでは、コンバーチブル型とセパレート型のChromebookを紹介していきます。
コンバーチブル型のChromebook
ASUS Chromebook Flip C214MA
ASUS Chromebook Flip C214MAは、インテル Celeron N4000を搭載する11.6インチのコンバーチブルタイプのChromebookです。
2つのカメラが搭載され、高精度スタイラスペンも内蔵されています。
省電力設計により、最長約12時間のバッテリー駆動時間を実現。
米国軍規格MIL-STD 810G(MILスペック)の複数項目に準拠した耐久性を持っていて、1.2mからの落下テストなど独自の品質試験をクリアしているモデルです。
持ち運びの機会が多く頑丈なモデルを探している人におすすめです。
CPU | Celeron N4000 |
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メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 32GB eMMC |
液晶 | 11.6型、WXGA HD(1366×768) |
インターフェース | USBポート:USB3.1(Type-C/Gen1)×2、USB3.0×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1、microSDカードリーダ |
サイズ | 幅292mm×奥行き199mm×高さ19.5~20.1mm |
質量 | 約1.2kg |
バッテリー駆動時間 | 約12時間 |
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Acer Chromebook Spin 311(CP311-3H-A14P)
MediaTek MT8183を搭載する11.6インチのコンバーチブルタイプのChromebookです。
11.6インチのChromebookとしては軽めの1.05kgでタブレットのようにも活用できるモデルですが、キーボードでの文字入力を重視する方向けのモデルです。
価格帯も手頃で、軽量・コンパクトなモデルですので、持ち運び用にもサブにも使いやすい一台だと思います。
また日本語(かな)配列だけでなく英語配列モデルもありますので、低価格帯で英語配列のChromebookを探している方におすすめです。
CPU | MediaTek MT8183 |
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メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB eMMC |
液晶 | 11.6型、WXGA HD(1366×768) |
インターフェース | USB 3.1ポート x1、USB 2.0 ポート x1、ヘッドセット/スピーカー・ジャック x1 |
サイズ | 約290.0 x 18.8 x 206.0 mm |
質量 | 約1.05kg |
バッテリー駆動時間 | 約15時間 |
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HP Chromebook x360 14b
大きい画面サイズのもので、タブレットのように使いたい方やスタイラスペンを利用したい方には、「HP Chromebook x360 14b」がおすすめです。
画面サイズは14インチなので、余裕を持って操作ができますし、その分キーボードでのタイピングもしやすくなっています。
Pentium N5030と8GBRAMを搭載したハイエンド寄りのモデルですが、キャンペーンなどで4万円台前半で購入することも可能ですので、HPのChromebookの中でも最もコストパフォーマンスとバランスに優れたモデルだと思います。
CPU | Pentium N5030 |
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メインメモリ | 8GB |
ストレージ | 64 GB eMMC |
液晶 | 14インチ 1920×1080 |
インターフェース | USB3.1 Gen1 ×1、USB Type-C™ 3.1 Gen1 ×2 、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
サイズ | 約 326 x 225 x 18(最薄部)-20.5(最厚部)mm |
質量 | 約 1.5kg |
バッテリー駆動時間 | 最大 10.5 時間 |
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HP Chromebook x360 14c
第10世代Intel Core i3-10110UもしくはCore i5-10210Uと8GB RAMを搭載したハイエンドモデルです。
コチラも画面サイズは14インチなので、余裕があります。
現状国内で購入できるモデルで最上位のChromebookと言えますが、それでも10万円を切るので、やっぱりChromebookは安いですね。
さらにWi-Fi 6サポートやカメラキルスイッチ(プライバシーシャッター)、指紋センサ、USIスタイラスペン対応など機能面でも優れているのが特長です。
ただ、重さが1.6kg近くありますので、その点が気になる方は次に紹介する「Acer Chromebook Spin 713」をおすすめします。
CPU | Core i3-10110UもしくはCore i5-10210U |
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メインメモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB eMMC |
液晶 | 1920×1080 |
インターフェース | SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×1、SuperSpeed USB Type-C® 5Gbps ×2 (Power Delivery、DisplayPort™ 1.2)、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
サイズ | 約 321 x 206 x 17.9 mm |
質量 | 約 1.65kg |
バッテリー駆動時間 | 最大 12時間 |
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Acer Chromebook Spin 713
Acer Chromebook Spin 713は、Core i3-10110Uと8GB RAMを搭載したChromebookとしては、高性能な洗練されたメタルボディのハイパフォーマンスモデルです。
英語配列が選択できる、価格ともバランスが取れた1台がこの「Acer Chromebook Spin 713」です。
13.5インチにアスペクト比3:2の高解像度(2,256×1,504)のタッチスクリーンディスプレイ、USIスタイラスペンにも対応、Core i3-10110Uと8GBRAM、MIL-STD 810G準拠の堅牢性、ポートも充実しているにも関わらず重さは1.35kgです。
このモデルは国内正規品のハイエンドモデルで、英語配列のChromebookを探している方におすすめです。
CPU | Core i3-10110U プロセッサー 2.10GHz |
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メインメモリ | 8GB |
ストレージ | 64GB eMMC |
液晶 | 13.5インチ、QHD(2256×1504)、3:2画面 |
インターフェース | USB 3.1ポート x2、USB 3.0ポート x1、ヘッドセット/スピーカー・ジャック x1、HDMI™出力ポート (HDCP対応) x1 |
サイズ | 約300.6 x 16.8 x 235.0 mm |
質量 | 約1.37kg |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
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セパレート型のChrombook
Google Chromebook Lenovo Ideapad Duet
Lenovo Ideapad DuetはMediaTek Helio P60Tを搭載する、10.1インチとコンパクトで使いやすいセパレートタイプのChromebookです。
10.1インチで持ち運びやすいうえに、フルHDを超える高画質なので動画視聴もOKです。
Lenovo Ideapad Duetのスペック
CPU | MediaTek Helio P60T |
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メインメモリ | 4 GB |
ストレージ | 128GB |
液晶 | 10.1インチ WUXGA 光沢 IPS液晶 (1920×1200ドット) |
インターフェース | USB Type-C ×1 |
サイズ | キーボードとスタンドカバー装着時:約 244.9×169.3×18.2mm |
質量 | 約920g |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
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Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
2in1のChromebookでおすすめは?
ChromebookはOSがもともと軽いので、それほどマシンスペックは要求されません。
頻繁に持ち運びを想定している方は、920g、セパレート型のLenovo IdeaPad Duet Chromebookをおすすめします。
それほど持ち運びをしないのでしたら、13.5インチ、QHD(2256×1504)の解像度のAcer Chromebook Spin 713がおすすめです。
2in1のChromebookを選ぶためのポイント
ここからは2in1のChromebookを選ぶためのポイントをいくつかご紹介しています。
タッチスクリーン対応のChromebookか?
今回ご紹介しているChromebookはすべてタブレットとして利用できるタイプなので問題ありませんが、Chromebookの中にはタッチスクリーンに対応していないタイプもあります。
ここでご紹介していない安いタイプのChromebookだとタッチスクリーンに対応していないものもありますので、注意してください。
タッチ非対応モデルの場合、Androidアプリをタッチパッドで操作することになります。
でも、Androidアプリは基本的にAndroid向けに開発されているので、タッチ操作を前提としたインターフェイスなので、Chromebookでのタッチパッド操作ではかなり難しいことが多いです。
Androidアプリの使用を想定しているならタッチスクリーン対応のモデルを選ぶようにしましょう。
形状(セパレートかコンバーチブル)
コンバーチブルは好きな角度でディスプレイを固定でき自由度が高いモデルです。
ですが、その分キーボードも含むため本体が重くなります。
一方のセパレート式はタブレットとして使用する際に、キーボードを外せるので本体が軽くなります。
ただし、その分キーボードでの操作性やディスプレイの角度などに制限があるものが多くなります。
どちらが良い、とは言い切れないのですが、タブレットしての利用が多くなるのであればセパレート式の方が軽い分、おすすめです。
本体ストレージとSDカード
Chromebookは32GBあれば動作するので、32GBのモデルも存在しています。
ですが、OSの容量で30GB弱を消費するので、32GBモデルだとアプリを追加インストールすることが難しくなります。
アプリなどをインストールする場合は、64GBは欲しいところです。
ここでご紹介しているChromebookでは、ASUS Chromebook Flip C214MAが32GBです。
でも、追加のデータはSDカードに保存することもできますので、あんまり気にしなくてもよいかもしれません。
スタイラスペン対応
これは使う人にとって、というものですが、Chromebookの一部モデルはペン操作にも対応しています。
スタイラスペンを使うことを想定している人は、対応しているモデルから選択する必要があります。
ここでご紹介しているChromebookだと、
- ASUS Chromebook Flip C214MA
- Acer Chromebook Spin 713
- HP Chromebook x360 14b
- HP Chromebook x360 14c
はスタイラスペンに対応しているモデルです。
以下のバナーからリンクしているメーカーのページでは上記以外の最新のChromebookも紹介されているので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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