Chromebookは「Googleが開発したOSであるChrome OSを積んだノートパソコン」のことです。
だからと言ってGoogleのパソコンというわけではありません。
あくまでもOS(オペレーティングシステム)がGoogleのChromeOSだけであり、ハードウェア(機械)はいろんなメーカーから出ています。
Windows OSが搭載されたパソコンも、いろんなメーカーから出ているパソコンにWindows OSが載っているだけ、というのと一緒です。
一般的に言われている
- PCがWindows OS
- MacがMac OS
- ChromebookがChrome OS
という関係性ですね。
Chromebookはとにかく安い
Chromebookの特徴はとにかく安いこと。
Windows機は最近安くなったとは言え、5万円以上するでしょうし、Macに関しては最低10万円くらいは出さないと買えませんが、Chromebookは3万円台からあります。
日本での認知度はまだまだという感じですが、米国だとこの価格帯ということもあり、Chromebookの浸透度はかなり高いです。
Chrome OSについて
Chrome OSは他のOSとちょっと違っていてブラウザのChromeで動かすことが前提のOSです。
Windowsを使っているとあんまりイメージがわかないかもしれませんが、起動すると通常はOSが立ち上がりますが、Chromebookの場合、Chromeが立ち上がります。
そのため、作業はChrome上で行うことになります。
インターネットの閲覧、メール、Googleのサービスであるスプレッドシートの利用や、あとはアマゾンプライムビデオ、NetFlix、YouTube、Twitter、InstagramなどもすべてChromeブラウザ上での操作です。
そのため、Windows上で動作するようなソフトウェアは利用することができません。
でも、今はかなりいろんなことがブラウザ上でできるようになっているので、あんまり不便に感じることはないと思います。
エクセル、ワードも、MicrosoftであればOffice Onlineで出来ますし、Googleの無料で使えるDocs(Word)、Sheet(Excel)でもバリバリできちゃいます。
ちなみに上記のようなブラウザでの作業なので、Chromebookは「ネットがないと何もできない」と思われている方もいるのですが、実はオフラインでもできることがあります。
※それはまたの機会に。
Chromebookの特徴
Chromebookの特徴は低価格以外にも
- 低いマシンスペックでも快適に動作する
- 起動が速い
- セットアップがカンタン
- セキュリティソフト不要
- バッテリー持続時間が比較的長い
などが挙げられます。
逆にWindowsやMacで使っていたソフトウェアなどは使うことができません。
でも、このソフトウェアがインストールできないとは、違った視点から見るとメリットにもなります。
- 管理がしやすい
- ウイルスに感染しにくい
- ストレージが少なくて大丈夫
- メモリ容量が少なくて済む
- 余計なコストがかからない
ソフトウェアメーカにとってはうれしくない仕様と言えるかもしれませんが、ユーザ側としてはこのようなメリットもあることを知っておいた方が良いです。
Chromebookの使い方
Chromebookの使い方ですが、米国ではChromebookオンリーで仕事にもプライベートにもという人が多くいるそうですが、日本ではまだちょっとChromebookオンリーというのは難しいかもしれません。
よって、メインはWindowsにしてサブとしてChromebookというのが現実的なラインかもしれません。
でも、正直なところプライベートだけだったらChromebookで十分です。
プライベートで実際に使っているのは、インターネット、メール、YouTubeくらいではないでしょうか?
そのために10万円近く使うのはちょっと、、というのが本音だと思いますので、そんな方にはぜひChromebookをおすすめします。